

将来客室乗務員になりたい!!でも、どの会社がいいのか、外資系なのか日系なのかなどで迷う方もいらっしゃいます。
おんなじ『客室乗務員』というお仕事でも、採用過程や採用方法が全く違うのはご存知ですか?
知っておいた方がいい、外資・日系のCA就活について今回は比較していきたいと思います。
Contents
【CA受験】外資系企業と日系企業採用は全く別物!!
\ 外資系と日系CA採用の違い /
✅大学生ca &休学中caできるのが外資系企業
☑️大学か専門卒業後しかできないのが日系企業
✅欲しい時期に募集するのが外資系企業
☑️毎年決まった時期に募集があるのが日系企業#caになりたい#客室乗務員になりたい
— Peach🍑@CAカリスマトラベラー✈️🌏 (@hapitabipeach) April 28, 2020
\ 外資系と日系CA採用の違いパート2 /
✅新卒と既卒混合面接なのが外資系企業
☑️新卒と既卒別々採用&面接なのが日系企業
✅高卒でcaできるのが外資系企業
☑️最低でも専門卒業必須の日系企業
どちらがみなさんに合っていますか?🥰#caになりたい#客室乗務員になりたい
— Peach🍑@CAカリスマトラベラー✈️🌏 (@hapitabipeach) April 28, 2020
ざっと比べてみただけでも、かなりたくさんの違いがあります。

ぱっと見ではこの違いがどうCA受験に影響するのか、なかなかイメージしづらいですね。では、この違いが何を意味するのか、一つずつまとめていきたいと思います。
- 高卒でCAできるのが外資系企業・最低でも短大卒なのが日系企業
- 大学生CA/休学中にCAできるのが外資系企業・短大・大学卒業認定がないとできないのが日系企業
- 新卒と既卒混合なのが外資系企業・新卒既卒別々なのが日系企業
- 毎年募集時期が決まっているのが日系企業・欲しい時にいつでも募集するのが外資系企業
【外資系CA】高卒でCAでできるのが外資系企業
外資系客室乗務員の募集要綱には、『高卒以上』と書かれていることがほとんどです。
日本人が海外で働くことができる外資系企業には国や会社によって限りがありますが、ほとんどの場合が高卒以上です。(例外もあり)
ですので、外資系では高校卒業後、大学や専門学校に行っていない方ももちろんいます。逆に大学院まで出ている方もいて、本当に様々です。
ここからわかることは、『学歴で判断されない』ということです。
客室乗務員は『接客業』ですので、接客ができるか、様々な人とコミュニケーションが取れるかの方が、学歴よりもよっぽど大切なのです。
では、勉強が苦手でもいいのかと言われるとそれは全く違います。入社後には2ヶ月に及ぶ研修トレーニングで、毎日勉強詰めでテストばかりです。全て英語の環境プラス、新しい分野の知識を学ばなければいけませんので、かなり大変です。(小声)
また、高卒卒業後『すぐCAにチャレンジできるか』というと、それも違います。企業の募集要項によりますが、『最低21歳以上』であることがほとんどです。18歳で卒業したとしても、すぐに面接にいけるわけではありません。
【日系CA】最低でも短大卒業必須なのが日系企業
日系企業では、多くの場合『短大卒以上』と募集要項に記載されていることがほとんどです。
外資系と比べて高卒では、CA受験に参加することすらできません。まずは、短大・大学を卒業することが、応募する上での第一条件です。
この場合の専攻や専門分野は、何でもOKです。例えば、『英語専攻』『客室乗務職専門学校』が優遇されて採用されるかと言われれば、それは違います。
『栄養・食料学』『看護学部』『法律学部』など、一見客室乗務員になるためには、関係ないように見えます。しかし、大学や短大で専攻にした方がいいものなどはなく、好きなことを勉強してOKです。
どんな学部や分野であれ、自分がその知識をどう活かせるか、またはアルバイトなどで接客業のアピールができれは十分です。

【外資系CA】大学生CA&大学休学中CAできる
外資系のCAでは、実は大学生でも、休学中にもできることはご存知でしたか?
先に上で紹介したように、外資系では『高卒以上』であれば客室乗務員になれるので、大学在学中でもCAになることは可能です。
例えば、大学3年生で単位が全部取り終わっている。又は、あとゼミだけ参加すればいい条件の場合、海外に住みながらゼミの課題や卒論を書くことができれば、大学を卒業しなくても、もうCAとしてお仕事をしている方も結構いらっしゃいます。(大学やゼミ教授の理解が必要です。)
大学3年次又は4年次に、外資系CAの受験をして合格。その会社でどうしても働きたいけど、まだ単位やゼミが残っている。そんな時は、休学して休学中にその会社でCAとして働くことも可能です。
実際に外資系で2年働き、その後大学4年次から大学に戻り、新卒採用で日系CAになった方などもいらっしゃいます。とても賢いやり方だと、私は感心しました。
大学によっては休学できる期間が違います。2年の場合が多いと思いますが、通っている大学に確認をしましょう。
この場合、その外資系企業で長く働きたい場合は、大学を退学しなければならないケースも考えられます。急いで大学3年次に面接受けなくても大丈夫かなと私は思います。
【日系CA】短大・大学卒業認定がないとできない
外資系企業に比べて、日系企業は卒業が確定されていないと入社することができません。
なので、採用面接に合格しても大学4年次に単位がたりず、卒業できない場合は入社取り消しにもなり得るのです。単位は落とさないよう、しっかり卒業してくださいね。
よって外資のように、大学在学中にCAをしたり休学してCAをすることは日系では不可能です。
正直、日系CAは新卒でも既卒でもチャレンジできるので、将来に急ぎすぎず大学や短大の時間を楽しんでくださいね。
【日系CA】新卒と既卒は別々に募集・採用
日本ではどの企業でも当たり前ですが、新卒と既卒は募集が別々です。
客室乗務職の場合は、新卒の方が募集が多く、既卒の募集枠はかなり少ないです。なので、新卒でなりたい方が大変多いのは一目瞭然ですね。
【外資系CA】新卒と既卒は混合面接
外資系のCA面接では、新卒既卒という括りはありません。新卒だから受かりやすい・既卒だから受かりやすいというのもありません。
なので、現代学生や現CAさんたちが混ざって面接が行われますので、完全な実力勝負です。日系では、既卒のCA募集の数が少ないのでチャンスが少ないと思っている方でも、外資では関係ありません。
基本的には、30歳ぐらいまで外資系CAには受かりますので、年齢的にも幅広くチャンスがあります。
【日系CA】毎年募集時期が決まっている
日系のCAでは、毎年ある程度の募集期間は決まっています。
毎年新卒向けの就職活動期間は、4月から6月。その後に、既卒の募集があります。
なので、学生さんや既卒で目指している方はだいたい春開けから、夏にかけて毎年1回行われるので準備がしやすいメリットがあります。
逆に、年に一度しかないので、ここでダメだったら来年まで待つことになるので、しっかと準備をして挑むことが大切です。
【外資系CA】欲しい時期にいつでも募集する
外資系CA受験の特徴は、会社が欲しい時期に募集します。
例えば、カタール航空は年に3、4回。シンガポール航空機も年に2、3回。この二つの会社は基本的に毎年日本で募集が出ています。人材が必要な場合は、回数が増えることもあります。
KLM航空、フィンエアー、エミレーツ航空、エバー航空などの航空会社は、毎年は開催されておらず人材が必要な時のみに募集がでます。
例えば、エミレーツ航空は2016年の募集から2018年まで、日本での採用をストップしていました。
しかし、2018年からは、6月・8月・10月。2019年に1月・4月・8月と年に3回日本で募集が出ています。このように、人材が必要であれば募集がでたり、必要でない場合はなかったりと予測が不可能です。
他にも、中東系エアラインでは海外で、オープンデーを受けることも可能です。

このように、会社によってや会社の経営事情によって、募集時期がバラバラですのでしっかりと情報収拾をして、いつ面接が開催されても対応できるように、日頃からの準備が大切です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今、コロナの影響で航空業界の採用状況がかなり難しくなっています。
でもしっかりと外資系と日系の採用条件についての違いを理解したり、知っているだけで今自分ができる選択肢や、準備できることの手助けになれたら幸いです。
普段からいろんな情報にしっかりとアンテナを張って過ごしてみてください。チャンスはきっと必ずやってきます。その時に、自分が後悔しないよう日頃からの準備をしっかりと行なっていきましょう。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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