就職活動の一番最初の難関と言えば、自己分析ではないでしょうか?
私も就職活動をスタートするまでは自分についてふんわりとしたイメージしかなく、何から手を付けていいのかわかりませんでした。
今回は、日系大手航空会社2社、外資大手航空会社2社に合格した自己分析のやり方をシェアしたいと思います。
Contents
【就活】自己分析シートを使って自分史を作ろう!
まず一番初めにしてもらいたいのが、自分の歴史について振り返ってほしいです。
今までどんなことに取り組んできたのか、何が好きで何が自分を悲しくさせるのか、根本的に自分を見つめていただきたいです。
使っていただきたいのがこちらの自己分析シート(私手作り)です!
幼少期から、今までの人生で頑張ったこと、モチベーションが上がったとこ、辛かったこと、テンション下がってしまったこと、表現方法は自由ですが、人生の上がり下がりを一本の曲線にして書いてみてください。
カッコつけなくてもいいので、素直に書いてみてください。これは自分を知るためのシートです。
どんなに小さなことでもいいです。書けるだけたくさん書いてみてください。
自己分析シートの例(あくまで参考程度に!)
ちなみにお手本として私のを載せておきますが、あくまで参考程度に見て頂けると嬉しいです。
このように、自分の人生で取り組んできたこと、初めて結果が出せたこと、悔しかったこと、振り返ってみるとたくさんあると思います。
もっと細かく書けたら書くだけ、面接の時にしっかりと自分をアピールできると思います。
これをもとに面接で話すストーリーが出来上がったりしてくので、ストーリーが多ければ多いほど面接には有利です!
自己分析シートをもとに、エントリーシートを書こう
日系企業の新卒面接、既卒面接には会社から指定されたエントリーシート(ES)があります。
そこでは、自分の経歴以外にも『今までのあなたの人生で印象にできる出来事と、その後の自信の成長について書いてください』『お客様から選ばれる会社になるために、当社でどのようなことに取り組みたいですか?』『あなたが形成される過程で、最も影響を受けたこと』などなど、たくさんの質問があります。
エントリーシートを書きながら、自分のその時の感情を整理できたり、どう乗り越えたかゆっくり考えることができます。
また、エントリーシートを書くときには自分史の中から具体例を挙げて書くこともできますし、結論から書くことなどのテクニックも入れてみてくださいね。
エントリーシートを書くという作業で、まだふんわりとした自己分析を少しずつ的確に自分を理解できるようになってきます。
まだエントリーシートを書く段階ではない方は、ここはスキップされても大丈夫です。
【自己分析】就職活動の面接練習をたくさんしよう!
エントリーシートをたくさん書くと自己分析の外枠が何となく固まってきたようなイメージですが、中身はしっかりと出来上がっていません。
そこで、面接の練習と兼ね合わせてここからは自問自答してみてください。
面接練習で自問自答することで、口に出して話すことで、自分の知らなかった部分を知ることができます。
- あなたがこれまでに最も考えて決めたことや答えを出したこと
- あなたを一言で表してください。またその理由も教えてください
- 最近3年間で直面した一番の困難は何ですか?その困難を乗り越えるために大切にしたことは何ですか?
- 入社後に挑戦したいこと
- 今まで苦労したこととそこから得たもの
- 学生生活やアルバイトで周りの人のために行動した経験を教えてください
- 今までの学生時代やキャリアで特に力を入れたことは何ですか?
- チームワークを発揮するために重要だと思うことはなんですか?
- あなたの強みは何ですか?
- あなたの弱みは何ですか?
- 10年後の自分を教えてください
- 今まで果敢に挑戦したこと
- 学生時代に頑張ったこと
- 最近の気になるニュース
- これだけは誰にも負けないこと
面接の質問回答をノートに書きまとめる
面接での質問をどんな角度からも返していけるようにするためには、自己分析をして培った自分のストーリとつなぎ合わせて答えることです。
そのために、面接でよくされる質問に対してその回答を4ステップ(結論→理由→ストーリ→それをどう生かすか)に分けて回答してみてください。
この作業はかなり自分との経験に向き合っていくことになりますので、なかなか答えが見つからなかったりすることもあるかと思います。
そんな時は親や友達に聞いてみてもいいかもしれませんね。
面接練習は自問自答もいいですが、他人に質問をしてもらいきちんと答えられるかどうかの練習もしてみてください。
【就職活動】自己分析するためのおススメ本
実際に多くの就職活動生や私も使った方法が本を読むことです。
自分のいいところや自分を見つめるためのおススメ本を紹介します。
さあ、自分の才能を見つけよう!ストレングスファインダー
こちらの本は、インターネットで先に才能診断の質問を答えた後に、あなたの適切な性格や性質を教えてくれます。
アメリカのギャラップ社が40年間かけて作り上げたこの才能診断で、自分では気づきづらい自分のいいところや強みをTOP5を知ることができます。
その診断の後に本を読むことで、もっと詳しい自分の解説や特技を教えてくれます。
大手企業でも取り入れられ、自分の性格をしり接客をする、または営業するための材料としても多くのビジネスマンに愛されている本です。
私も就職活動中にあるビジネスマンの方にプレゼントしていただきやってみると、自分の強みを見つけたり、自分の経験ストーリーと照らし合わせて面接で伝えたいことを言語化するのに大変役立ちました。
自己分析で一番読んでほしい本!メモの魔力
こちらも有名な本ですが、自己分析にはもってこいなおススメ本です。
著作の前田祐二さんの過去の経験からの今の自分、それが今どう自分につながって今後どう生かしていくか。
就職活動にはもうぴったりとしか言いようのない1冊です。
本を読んで、どう自分と向き合い自分を知るかという自己分析方法を書いてくれています。
また、本の最後に1000の質問があります。自己分析に役立ちますのでやってみてください。
面接や就活で最強のメンタルをつける本!嫌われる勇気
一番果敢に挑戦したこと、人生での失敗談を話すときには、いい意味でよくなかった自分をお話しなければいけない時があります。
そこで役に立つのが、この嫌われる勇気。
自分の短所を見つけられたり、自分の過去に対しての問いかけもあり、ストレングスファインダーとは逆の意味で自分を見つめることができます。
また、就職活動って書類や面接で落とされたりちょっとメンタルがやられてしまうことがあると思います。
そんな時にこの本を読んでおくと、嫌われても、落とされても大丈夫って結構メンタルが救われるんです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は私が就職活動中にしてきた自己分析についてご紹介してきました。
自己分析って大変ですが、自分を理解し見つめることができれば、ちょっと人生の見方が変わってきたり、ポジティブに未来を見ることができます。
大変だからこそ、答えを見つけられたとき自分に自信が持てますし、自分に自信をもって面接に挑めるように早めに自己分析は始めてくださいね!